すき酒造 宗一郎25度720ml
蔵のある小林市須木(旧 須木村)は、熊本県との県境の山間部にあります。
村には大小とりまぜ無数の川が流れ、大部分を緑に覆われたきれいな水と緑に囲まれた地区です。
「須木」の名は「杉」に由来するそうで、昔から良質な杉の木を産する林業が盛んです。
すき酒造は明治末期の創業で、創業者宗三郎は京都より須木村に移り住み九州山地から湧き出る水に着眼し焼酎製造を始めました。
そして2010年8月、総木造りの新蔵が自然体験型の観光施設「須木すきむらんど」内に竣工しました。
麹室でつくられた手づくり麹を用い、旧蔵から移した甕壷で仕込んだ商品がこれから出荷されることになります。
内嶋光雄杜氏の活躍が期待されます。
「宗一郎」は、九州山地から湧き出る豊かな水に白麹を用い、甕壷で仕込んで醸されました。
工場の伝統的な設備で、ほとんどの焼酎製造工程は人力によっています。
こうしてつくられた焼酎は、素朴で穏やかな芋の甘味が味わえる仕上がりです。
●酒名は先代の宗一郎さんに因んで名づけられたそうです。