水田手押し溝切り機
水田の溝切り作業は、土中へ酸素を補給し、有毒ガスを取り除くという大変重要な作業です。
また、適期落水による品質向上、増収効果もあり、中干しの効果を高め土壌条件も良くします。
この機械の特長は、培土板が特殊考案で盛り土が崩れにくいことと、ハンドル部が下向きにもつけられるので、手腕が疲れません。
また、溝幅の大小が簡単にでき、船とハイド板の角度調節が自由に決められるので押す力が少なくて済みます。
使用時期としては、稲の生育から分けつを確保したとき、中干しに第一回目を使用し、二回目は二、三日を経てから、さらに前の溝を外側ウネより使用すると、足跡が残らず水溜のない、きれいな水が出来上がります。