コレールの特徴
強さの秘密は、コレール(R)だけの三層構造
コレール(R)は、乳白色のガラスを透明なガラスでサンドイッチした三層構造。つまり膨張率の異なるガラスを三層にしたこの独自構造により、他のガラス・陶磁器製品より強い特性を実現した。引張応力(ガラスが割れる原因となる力)と圧縮応力(縮もうとする力)が互いに打ち消し合い、なかなか割れない状態になる
●独自の三層構造
- 引張外力: 機械的な衝撃や温度差によって、ガラスを割ろうとする力は、引張応力としてガラスに働く
- コレールの圧縮応力: ガラス表面に強い圧縮応力が働き、この力が強さを生み出す
とても軽くて扱いがラク
薄くて均一な肉厚で作られたコレール(R)は、陶磁器の約3分の2の重さ。薄くて軽く取り扱いが大変ラク。しかも、糸底のないコンパクト設計。お皿なら10枚重ねても約5cmと、コンパクトに収納できる
※注意 「重ね過ぎ」は、荷重による破損や転倒の原因となるため、積み重ねの目安は30枚以下とすること
熱にも強いから、電子レンジ・オーブンもOK
耐熱温度差150℃と、熱にも強いコレール(R)。熱湯消毒はもちろん、電子レンジ、オーブン料理にも使え、そのまま食卓へ。時間も手間も省けてたいへん便利
衛生的で、有害物の心配もいらない
コレール(R)は表面が硬く滑らかなので、後片づけが簡単。汚れがつきにくく、油汚れもサッと落ちる。とくにコレール(R)はガラス製のため、酸やアルカリなどにおかされにくく、また、環境ホルモンなどの有機物を一切含まない
※ガラスは砂や鉱物などの「無機物」からできている。だから「有機物」である環境ホルモンなどはまったく含まれてない
コレールを含むガラス製品一般の注意
- ガラスは割れやすいもの。洗浄やご使用時はていねいに取り扱うこと
- ガラスにヒビ、カケ、強いスリ傷の入ったものは、思わぬ時に破損することがあるので使用しないこと
- ナイフやスプーン等硬いものでたたいたり、ぶつけたりしないこと。傷がつき破損する原因となる
- ガラス製品は破損すると鋭利な破片となるので、破片は十分注意して取り扱うこと
- 洗浄する場合は、やわらかいスポンジに中性洗剤を使用すること。研磨剤入りナイロンたわしや粒子の粗いクレンザーなどを使用するとガラスが傷つき、破損する原因となるので使用しないこと
コレール(全面積層強化ガラス) 取り扱い上の注意
- コレールはガラス製品。丈夫にできてはいるが、決して割れない、欠けないということではない
- 硬いものにぶつけたり、落としたりするなどの急激な衝撃を与えると割れることがあるので、注意すること
- また、その時に割れなくても、ついた傷が原因で後になって、思わぬ時に割れることがある
- 場合によっては破損した時に、音をたてて、細かく鋭利な破片となって激しく飛散することがあるため、注意すること。また、底が抜けるように割れることがある