■商品紹介 ???全米で視聴率トップの番組がシーズン4で初心に帰った。ラスベガス市警の犯罪捜査班チームの私生活よりも本筋そのもの、すなわち被害者、事件、犯罪者に重きが置かれている。作戦が成功して、ウィリアム・ピーターセン扮するギル・グリッソムは聴力を回復し、『刑事グラハム/凍りついた欲望』(1986年)の頃のひげも取り戻し、攻撃的な姿も取り戻す。「昔のあなたみたいだ」とブラス警部(ポール・ギルフォイル)が指摘する(「狂気の仕置き人:原題All for Our Country」)。ちょうどその頃、彼は部下のサラ・サイドル(ジョージャ・フォックス)かニック・ストークス(ジョージ・イーズ)かを、CSIを指導させるために昇進させようとする。加えて政治に関心のある保安官ロリー・アトウォーター(「24」のザンダー・バークレー)を新たにメンバーに加える。保安官は「猶予24時間:原題Invisible Evidence」で初登場し、グリッソム率いるCSIの決断の結果は「潰れた手:原題No More Bets」で明らかになる。 ???とは言うものの、本シーズンにも少しは私生活を楽しんでいるメンバーがいる。キャサリン・ウィロウズ(マーグ・ヘルゲンバーガー)で、ナイトクラブのオーナー、クリス・ベジッチ(「Xファイル」でクライチェックを演じたニコラス・リー)とデートを始める(「盛者必衰:原題Early Rollout」)。他のメンバー、とくにエネルギーを取り戻したグリッソムは、これまで以上に仕事と結婚しているかのように熱心に働く。だがグリッソムのサラに対する口には出さない関心は「蝶の亡霊:原題Butterflied」で試される。 ???他に特筆すべきエピソードは、ステーシー・エドワーズ、アリー・グロスが出演する「灼かれて眠れ:原題Feeling the Heat」、ヘンリー・ツェーニー、『死霊のしたたり3』のジェフリー・コムズが出演する「埋められた秘密:原題Jackpot」、ジェリー・スタール(『パーマネント・ミッドナイト』の原作者)の脚本で「動物の着ぐるみ」を着た人物の死をテーマにして、放送直後、評判が悪かった「心優しき獣たち:原題Fur and Loathing」などである。グリッソムがウィロウズに説明するように、「着ぐるみを着る人たち」は「毛のふさふさした動物のようにふるまうのが好きな人たち」なのだ。スタールは、ピエロの死をテーマにした「向こうの世界を見た女:原題Getting Off」の脚本も書いており、彼は常に画期的なシリーズのもっとも変化に富んだシナリオの何本かを書き続けている。(Kathleen C. Fennessy, Amazon.com)
|