サンタ クリスティーナ (トスカーナIGT) / アンティノリ 750ml
このワインは1946年にキャンティ・クラシコ・サンタ・クリスティーナとして、現当主ピエロ・アンティノリの父ニッコロ・アンティノリによって発売されました。しかし、1984年にピエロ・アンティノリが先頭に推し進めてきたDOCGの新しい法律が施行されたことで、収穫量が抑えられ、キャンティ・クラシコ のぶどうはあまりにも複雑で濃厚になり、より熟成が必要とされました。サンタ・クリスティーナの個性というべき「新鮮で果実味の豊かな風味」を保つには大変難しい状況に陥ってしまいました。
そこで、1987年のヴィンテージからサンタ・クリスティーナはキャンティ・クラシコを離れ、Vino da Tavola(=V.d.T ヴィーノ・ダ・ターヴォラ)として発売され、1994年のヴィンテージからはメルローを10%加えることで、よりソフトな果実味のニュアンスをもつワインへと生まれ変わったのです。
使用品種:サンジョベーゼ90%、メルロー10%