Costarpa(コスタリパ)、モルメンティ 2007 ガルダ・クラシコ・キャレットD.O.C(ロゼ) 750ml
マッティア氏は、ベッラ・ヴィスタの醸造責任者でもあり、
2008年ガンベロロッソで「ベスト・エノロゴ賞」を受賞した経歴の持ち主。

一般的にはロゼの寿命は短いといわれているが
5?6年の寿命のものを作ろうと、考え生まれたワイン。
また100年前と同じ方法(ラクリマ方式)で、丁寧に作っています。
ぶどうの皮や種も一緒に醗酵させ、色が出るのをヴェッツォーラ氏自ら確認してから果汁をしぼります。
涙を採るように丁寧にゆっくり時間をかけて
ずっと見守っていなければならない手間と忍耐を要する方法。
この方法を用いることにより、色だけでなく、ミネラルの塩味が果汁に残ります。
そして樽で熟成させることで安定し、余韻が長く、調和のとれたロゼができるのです。

イタリアの中心都市ミラノから東側のヴェネトに向かう途中のガルダ湖畔にある
モニガ・デル・ガルダと呼ばれる小さな村にコスタリパはあリます

1940年代、ヴェネツィアのヴェッツォラ家によって
ボルドーから醸造家と農耕学者をを招いてこの地でのワイン造りが始められ
モニガ・デル・カルガの基礎が確立されました。

ベッラヴィスタでワインメーカーを勤める兄マッティアは
コスタリパのテロワールに適したグロッペロ種やトレッビアーノ・ディ・ルガーナ種などの
土着の葡萄品種を選び、高品質のワイン造りを続けています。
彼らの造るワインは繊細で高貴であり、そして各品種が表現するアロマの個性が感じられるワインとして
地元をはじめ、ヨーロッパで根強い人気を誇ります。