メオ・カミュゼ・フレール・エ・スール / オスピス・ド・ボーヌ・ムルソー・ジェネヴリエール・キュヴェ・ボード [2006]
彼のワインが本当に良くなってきたのは、1995年以降。見事な酒質になり、今までのワインとは全く違う姿になったのです。華やかさという意味では、ちょっとボーヌ的なワインが多いのですが、静かな迫力を内包するワインなのです。皮肉なことに最近ではメオ人気もすっかり下火ですが、実はこれには訳があるのです。メオ人気に飛びついた皆さんが、結果として高いけどあまり美味しくないと思ってしまったからです。しかしこれは、人気が高かっただけに平行品の状態の悪いワインが氾濫してしまったことが原因なのです。メオ・カミュゼといえば、絶対にフィネスの輸入したワインしか買えません。まるっきり状態が違うのです。そう状態が違うと全く別物のようなワインなのです。実はラシーヌの合田さんも「メオカミュゼ凄く良くなったわよね!」っと言っていました。その位良くなっているメオカミュゼ、今でこそ本当は注目すべきなのです。このオスピスは寝かせれば必ず美味しくなる逸品!【blanc】 【bourgogne】【シャルドネ100%】 【v2006】 【kiwami】