ドメーヌ・メオ・カミュゼ / ニュイ・サン・ジョルジュ・プルミエ・クリュ・オー・ムルジュ [2008]
メオ・カミュゼは1980年代からアンリ・ジャイエの指導もあり非常に高い人気を誇っています。アンリ・ジャイエがメオ・カミュゼの醸造長を務めていたことで深い関係があります。1990年代は異常な人気を誇りましたが、コンディションの悪いワインも多く流通し印象が悪くなってしまった方も多いでしょう。メオ・カミュゼは1995年以降更に進化しました。今までのようにスモーキーな印象のグラン・クリュから酒質重視の実に見事なワインへ変化しています。今や完成系へと近づいていますが、知的で余計な派手さのないじわっと美味しさが伝わってくる他に無い見事な個性を持っています。フィネスが正規で輸入していますが、フィネス以外のワインではメオの本来の姿は認識できないでしょう。下のクラスは比較的早熟ですが、プルミエからグラン・クリュにかけては長熟で保存する価値のあるワインです。2008年は収穫寸前までかなり危ぶまれていましたが、収穫時期急激に回復し酸のしっかりとしたブルゴーニュの理想型になったまさにミラクルな年であるとメオは語ります。【rouge】 【bourgogne】 【ピノ・ノワール100%】 【v2008】 【kiwami】