レ・クロ・ド・カイユ / コート・デュ・ローヌ・レゼルヴ [2007]
ローヌを代表するヌフの造り手ボーカステルとシャトー・ライヤスの間に挟まれた立地に畑を持ちながらも、AOCの格付に否定的なためコート・デュ・ローヌに甘んじている希有な畑。樹齢50年の素晴らしい畑でありながら90年代中盤まではギガルのブレンド用に回されていたのです。98年からバレル・セレクションで彼のワインが登場しあまりの素晴らしさに圧倒されました。そして彼は4年間ワインを造り亡くなってしまうのです。その後奥様の奮闘のおかげで2005年に完全復活。国際的な評価も飛躍的に高まり酒質も以前とはまた違ったちょっと女性らしい要素の入った柔らかく膨らみのあるスタイルになっています。今や完全復活でシャトーヌフ・デュ・パフの頂点に返り咲いています。【rouge】 【cotedurhone】 【グルナッシュ主体】 【v2007】