セラファン・ペール・エ・フィス / ジュヴレ・シャンベルタン・ヴィエイユ・ヴィーニュ [2007]
セラファンは夕方6時までは必ず畑仕事をしていて、それ以前のオファーは受け付けない。いかにも真面目な農民といった風情だが、2008年非常に苦労した年でさえ例年と変わらぬ収穫だったことを見ても、いかに優れた葡萄の樹を育てているかがうかがえる。ルーミエもそうだが、2008年例年とほとんど変わらない出来だった。 セラファンのワインが今まで日本で勘違いされていたのは、まさにインポーターの責任であってフィネスが輸入するようになって以来、その素晴らしさが認識されはじめているのである。シャルム・シャンベルタンは、セラファンのワインの中では一番上品。滑らかなタンニンが幾重にも折り重なり見事な美味しさを醸し出している。ジュヴレ・シャンベルタンVVはかなり高い樹齢の古木だけから造られているワインで、ある意味1級畑を上回る出来の時さえあるほど。村名よりも1年ほど開くのに時間がかかるが素晴らしいポテンシャル!【rouge】【bourgogne】【ピノ・ノワール100%】【v2007】