ドメーヌ・エルヴェ・シゴー モレ・サン・ドニ・プルミエ・クリュ・レ・シャリエール [2007]
1992年先代から畑を受け継けついだ事により、酒質が徐々に良くなり1996年には内容が激変しました。1990年代は長熟で時間をかけると見事なほどに素晴らしいワインになっていくようなスタイルでした。現在は奥さんに資産は受け継がれているせいか、奥様の意向が入っているようで受け継いで、以前よりも早熟でチャーミングなスタイルに変わってきています。化学肥料は元より農薬の使用も一切止めています。海外での評価は高いのにまだまだ日本では無名な造り手ですが、そのワインの凄さはちょっと吃驚するほどです。価格的にも内容を考えるとまだまだ割安でふんだんな魅力を持ち誰もが美味しいという言葉以外発しません。センティエが最も素晴らしいのですが、どの畑も大きな差はなく畑ごとの出来映えの違いはそう大きくないところがまた魅力となっています。つまり畑の格ごとの違いは明確なのですが、この畑は良くないという部分がないのです。一般的にはあまり出回っていない生産者。2007年は早熟で年末が最高の飲み頃でしょう。【chambollemusigny】 【v2007】 【rouge】 【bourgogne】 【ピノ・ノワール100%】