キャンティ最古の苗木からイル・カルボナイオーネ2003ポッジョ・スカレッティ Il Carbonaione
Il Carbonaione 2003 Poggio Scaretti
イル・カルボナイオーネ 2003 生産者:ポッジョ・スカレッティ
(イタリア・トスカーナ産・赤ワイン・750ml)
「ヴィットリオ・フィオーレ」”。この人を抜きにイタリア
ワインを語ることはできないでしょう。
イタリア醸造技術協会理事や国際醸造家組合執行役員という要職
をも歴任してきた重要な人物です。
彼が自分の足で探した畑のぶどうから、40年の経験を活かした
ワイン造りを行う彼自身のワイナリーが「ポッジョ・スカレティ」。
そしてポッジョ・スカレティがサンジョヴェーゼ100%でつくるワイン
が、この「イル・カルボナイオーネ」です。当時の農夫がこの畑を「イル・カルボナイーネ」と呼んでいたことから、それをワイン名にしたそうです。
何といっても特筆すべき点はフィロキセラ(病虫)
でキャンティのぶどう園が壊滅して以後、最初のサンジョヴェーゼ
がここにあるということです。
その古木から生まれたワインである為か、パワフルでありながら
どこか奥ゆかく上品で、内に秘めた可能性を充分に感じさせてくれる
ワインになっています。