BEST 1/43スケール フェラーリ 308 GTB Gr.4 TARGA FLORIO 1980 #3
308GTBは、1975年のパリ・サロンでデビュー。
先代車種はディーノ246GTですが、1973年に発表されたディーノ308GT4をベースとして開発された 2シーターのミッドシップ・スポーツカーです。
ディーノ308GT4は、姉妹車という位置づけになっています。
美しいラインを持つクーペ(ベルリネッタ)ボディのスタイリングは、「ピニンファリーナ」の手によるものです。
初期生産モデルはボディ材質にFRPを採用しており、その後すぐスチール製ボディに変更されたことから、FRP製のボディのものは生産台数は200台未満といわれており、現存車両が少ないこともあり、大変な希少車とされています。
ヘッドライトには当時のスーパーカーの代名詞とも言える丸型2灯式のリトラクタブルヘッドライトを採用していました。
スモールフェラーリとして広く、世界中に受け入れられてきたモデルです。
1977年のフランクフルト・ショーにてデタッチャブル・ルーフ(タルガトップ)を採用した「308GTS」が追加発表されました。GTSのSはスパイダーを意味しています。このGTSの追加に合わせて、ボディはスチール製に改められました。
GTBのBは、ベルリネッタのB
こちらのモデルは、1981年のタルガ・フローリオで行われたレースに出場したものをモデル化したものです。
ラリー仕様車ですので、暗いコースを走ることを前提に後付けのライトが装備されています。
細かいロゴから室内のシート、計器類、補強材までしっかりと作り込まれています。