BEST 1/43スケール フェラーリ 250LM TARGA FLORIO 1968 #138
フェラーリ 250LMは、フェラーリが先代のGTカー250GTOの戦闘力低下を補うために生産したマシンです。
1963年秋のパリ・サロンでデビュー。LMはル・マンの頭文字。
1962年から1964年のGT 3選手権で、3年連続チャンピオンシップを獲得したフロントエンジンモデルの250GTOに限界を感じており、その発展型後継モデルとしてミッドシップレイアウトをとる250LMを開発しました。
しかし当時GT選手権に参戦するには、連続する12ヶ月間に100台以上を生産しなければならない規定がありましたが、制作が思うように進まずプロトタイプを含め生産台数は32台にとどまり、GTプロトタイプカー選手権に参戦しました。
それまでの例にならい、1気筒あたりの排気量を車名としているため250×12気筒のエンジンを搭載していました。
ですが実際には最初の1台以外は、1気筒275ccのエンジンを搭載していたことから275LMと呼ばれることもあります。
その独特で魅力的なスタイリングから、今でも根強い人気を誇る1台。
こちらの商品は、1968年にタルガ・フローリオで行われたレースに出場したマシンをモデル化したものです。
その独特なスタイリングは忠実に再現されており、カラーリングも非常にキレイに仕上げられています。
細かいところまできっちりと作られており、給油口や小さいデカールもしっかりと作り込まれています。