1/350 日本海軍 甲型駆逐艦 雪風 天一号作戦 Z22
ハセガワ製 1/350 日本海軍 甲型駆逐艦 雪風「天一号作戦」です。昭和20年4月、戦艦大和と軽巡矢矧、駆逐艦8隻で編成された第二艦隊。雪風は、同型艦の磯風、濱風とともに、その戦列に加わりました。 4月6日午後、艦隊は沖縄救援のため、瀬戸内海から出撃。「天一号作戦」と命名された本作戦は、航空機による支援はなく、生還の可能性は極めて低い作戦でした。雪風は他の艦艇と共に、懸命の防空戦闘を行いましたが、大和が壮絶な最後を遂げたのは歴史の示すとおりです。雪風は、本作戦でも幸運艦の名の通り生き残り、呉に帰還を果たしています。キットは新規パーツを多数追加し、天一号作戦時の姿を再現します。「天一号作戦」 陸軍、海軍の沖縄方面での特攻作戦。地域により号数が決まっており、天一号の沖縄を始め、天二号・台湾、天三号・東支那海沿岸、天四号・海南島を含む以西、というように定められていた。同じ4月6日に始まった菊水作戦と混同されることが多い。菊水作戦は、海軍航空機の特攻作戦である。作戦実施日付によって号数が決められており、4月6日の菊水一号から、6月22日の菊水十号まで実施された作戦である。天一号作戦は、大和を中心とし、軽巡洋艦矢矧と雪風を含む駆逐艦8隻の部隊編成で行われた。最終的には沖縄本島に突入し、艦体を座礁させた上で固定砲台として利用する予定だった。しかし坊ノ岬沖で米軍機の猛攻に遭い大和以下六隻が沈没、作戦は中止となり、雪風は僚艦三隻と共に救助を行ったのち帰投した。